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タイトル別名
  • Lipid-lowering drugs.
  • 新薬開発状況 高脂血症治療薬
  • シンヤク カイハツ ジョウキョウ コウシケツショウ チリョウヤク

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抄録

動脈硬化性疾患の予防において, 高脂血症治療の重要性が認識されるようになり, 多くの高脂血症治療薬が開発されてきた. 高脂血症治療薬は, HMG-CoA還元酵素阻害薬(スタチン)·陰イオン交換樹脂·ニコチン酸·フィブラート系·probucolなどに大別されるが, 中でも, 三共が世界に先駆けて開発したpravastatin(メバロチン®)に代表されるHMG-CoA還元酵素阻害薬の開発は, それまでの高脂血症治療に大きな変革をもたらした. 現在においても, pitavastatinやrosuvastatinなどの新しいHMG-CoA還元酵素阻害薬が開発の途中にある. それ以外にも, フィブラート系のgemfibrozilなどすでに海外で高い評価を得ているものに加えて, ACAT阻害薬であるF-1394·CS-505ならびにLPL活性化薬であるNO-1886など, 我が国で新規に開発された薬剤も続々と登場しており, この分野では我が国が世界をリードしているといっても過言ではない. 本稿では, 現在我が国で開発中の新しい高脂血症治療薬について概説する.

収録刊行物

  • 日本薬理学雑誌

    日本薬理学雑誌 118 (6), 389-395, 2001

    公益社団法人 日本薬理学会

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (25)*注記

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