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- 小澤 健太郎
- 京都大学 大学院 薬学研究科 最先端創薬研究センター/ゲノム創薬科学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- Regulation of seven-transmembrane receptor (GPCR) by nitric oxide
- イッサンカ チッソ NO ニ ヨル 7カイ マク カンツウガタ ジュヨウタイ ノ セイギョ ト ソノ キカンシ ゼンソク ノ ビョウタイ ニ オケル カンヨ ノ カノウセイ
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抄録
一酸化窒素(NO)は血管平滑筋弛緩以外にも多くの生理活性があり,最近その分子的メカニズムとしてNOによるシステインのチオール基の修飾が注目されている.気管支喘息においてもS-ニトロシル化の関与が報告され,その分子メカニズムとしてアドレナリンβ受容体の脱感作抑制の可能性が示唆された.今回我々はS-ニトロシル化によるアドレナリンβ受容体の制御の機構としてGRK,β-アレスチン,ダイナミンの3つのタンパク質を使って一連の研究を行い,この3つのタンパク質がS-ニトロシル化され,S-ニトロシル化によりタンパク質の機能が制御され,その結果としてS-ニトロシル化がβ受容体の機能を制御していることを示した.この3つのタンパク質のS-ニトロシル化が生理的/病理的意義,特に気管支喘息において発症に関与するかどうかは,動物実験などによりさらに詳しく検討する必要がある.
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 136 (2), 98-102, 2010
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204275270656
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- NII論文ID
- 10026631912
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 10792516
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可