書誌事項
- タイトル別名
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- A biomarker set relation to the efficacy of allergen-specific immunotherapy
- アンサンブル ガクシュウ ニ ヨル スギ カフンショウ ノ チリョウ コウカ オ ハンテイ スル ケッセイ バイオマーカーセット ノ ドウテイ
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抄録
アレルゲン免疫療法は,アレルギー患者の根治も望める有望な治療法であるが,効果を発揮するのに数年間を要する場合がある.従って,その治療効果が望めない患者を治療初期に判別できれば,無駄な治療を長年施さずに済む.我々は,それを可能にするバイオマーカーを探索するため,スギ花粉症を対象とした舌下免疫療法(sublingual immunotherapy:SLIT)の臨床研究を実施した.2年間の治療により,73%の患者に効果がみられたのに対し,27%の患者には完全に無効であった.そこで,著効群および無効群患者を抽出し,治療経過に伴う血清パラメータの変動を網羅的に解析したところ,著効群/無効群間で明らかな相違がみられるものは見いだされなかった.しかしながら,それら複数のパラメータをアンサンブル学習で統合的に解析したところ,15種類のサイトカイン測定データを利用すれば,著効群/無効群を高精度で判別できることが明らかとなった.今後,この解析手法にさらに改良を加え,SLITを実施する前に,その治療効果を予測できる検査法の開発に結びつけてゆきたい.
収録刊行物
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- 日本薬理学雑誌
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日本薬理学雑誌 146 (5), 259-262, 2015
公益社団法人 日本薬理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204275622912
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- NII論文ID
- 130005108618
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- NII書誌ID
- AN00198335
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- ISSN
- 13478397
- 00155691
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- NDL書誌ID
- 026850325
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- PubMed
- 26558310
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- PubMed
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可