書誌事項
- タイトル別名
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- Bond Quality of Glued Laminated Timber Bonded with One-component Moisture Curable Polyurethane Adhesive (I)
- シュウセイザイヨウ 1エキ シッケ コウカガタ ポリウレタン セッチャクザイ ノ セッチャク セイノウ ダイ 1ポウ
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抄録
本稿は,構造用集成材用として,日本ではまだほとんど実績のない1液湿気硬化型ポリウレタン接着剤 (PU) の接着性能を明らかにすることを目的とした。接着剤はPUならびに比較としてレゾルシノール樹脂系接着剤 (RF) 及び水性高分子イソシアネート系接着剤 (API) を用いた。被着体にはヒノキ,スギ,ベイマツ及びマカンバの4樹種を用い,各々2枚合わせ集成材を作製した。JAS構造用集成材規格に準拠した常態ブロックせん断試験に加えて,減圧加圧注水浸漬,減圧加圧注水浸漬後乾燥,煮沸処理等の各促進劣化処理を行った後,ブロックせん断試験を実施した。また,FT-IRを用いて接着剤の硬化過程におけるNCO基相対残存率の経時変化を測定し,以下の結果が得られた。ヒノキ及びスギ集成材においてPUはRF及びAPI接着剤と同等の接着性能を示した。またPUで接着したヒノキ5枚合わせ集成材のはく離率はJAS構造用集成材規格を満足した。一方,ベイマツ,マカンバ集成材においてはAPIとほぼ同等の接着性能を示したが,RFには及ばず,木破率は低い値を示した。マカンバ5枚合わせ集成材のはく離率は70%以上となりJAS規格には不十分であった。接着剤フィルム中には2ヶ月経過しても一部未反応のNCO基が存在することが明らかになった。
収録刊行物
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- Journal of The Adhesion Society of Japan
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Journal of The Adhesion Society of Japan 43 (7), 260-266, 2007
一般社団法人 日本接着学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204275785472
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- NII論文ID
- 10019560675
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- NII書誌ID
- AN10341672
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- ISSN
- 21874816
- 09164812
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- NDL書誌ID
- 8884059
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可