『ライフサイエンス産業のオープンイノベーションにおける産の役割』 ~シオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)およびShionogi Science Program(SSP)~

書誌事項

タイトル別名
  • Open innovation for pharmaceutical industries
  • 創薬シリーズ(7)オープンイノベーション(1)ライフサイエンス産業のオープンイノベーションにおける産の役割 : シオノギ創薬イノベーションコンペ(FINDS)およびShionogi Science Program (SSP)
  • ソウヤク シリーズ(7)オープンイノベーション(1)ライフサイエンス サンギョウ ノ オープンイノベーション ニ オケル サン ノ ヤクワリ : シオノギソウヤク イノベーションコンペ(FINDS)オヨビ Shionogi Science Program (SSP)

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説明

近年の製薬業界には二つのキーワードがある.まず第一は「グローバル化」,第二は「オープンイノベーション」である.医薬品の上市までには15年から20年の長い期間を要し,しかも成功確率は20,000分の1と言われている.これに要する投下資金は500億円とも1,000億円ともされている.オープンイノベーションの概念のもと,アカデミアやバイオベンチャーの初期シーズを育てるには製薬企業のサポートへの期待が大きい.オープンイノベーションをうまく機能させるためにはグローバルな視点を持ったコーディネーター人材を育てる必要がある.塩野義製薬(株)では,オープンイノベーションを機能させるために2007年よりシオノギ創薬イノベーションコンペ(PHarma-INnovation Discovery competition Shionogi;愛称FINDS),2011年よりShionogi Science Programを開始した.本稿ではこれらを概説する.

収録刊行物

  • 日本薬理学雑誌

    日本薬理学雑誌 141 (4), 199-204, 2013

    公益社団法人 日本薬理学会

参考文献 (5)*注記

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