BASIC,Pascal両言語によるInverted File方式と,PascalによるKey word方式での情報検索の比較

書誌事項

タイトル別名
  • Comparison of information retrievals by Inverted File method using both languages of BASIC and Pascal and by Keyword method using Pascal.

説明

BASICによる文献検索プログラムは, 構成が複雑のうえ, instr関数を用いたkey word方式を採用しており, 検索に時間がかかるのが普通である。<br>パーソナルなデータベースでは, 情報量が限られることと, プログラムの簡素化を考慮して, N-88 BASIC, UCSD Pascal (v. 4. 1) を用いたinverted file, main fileに分けるプログラムを開発した。<br>上記のinverted fileとの比較に, UCSD PascalによるDocumex®英文用改良試作版 (日本ビジネスオートメーション) のkey word方式を利用した。<br>これら3つの異なるプログラムでは, Documex®が, 検索時間が短く, 有用であるが, BASICのinverted file方式では, 分類の考えを, ファイルに持ち込める利点がある。一方, UCSD Pascalによるinverted fileは, key word方式では得られないmain fileの内容が一覧できる長所がある。<br>よってこれらの利点を生かした併用が望ましい。

収録刊行物

  • 薬学図書館

    薬学図書館 29 (2/3), 140-155, 1984

    日本薬学図書館協議会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204276488320
  • NII論文ID
    130004176717
  • DOI
    10.11291/jpla1956.29.140
  • ISSN
    2186070X
    03862062
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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