稲属の感光性 : 第7報 累積効果 (1)
書誌事項
- タイトル別名
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- Photoperiodism in the Genus Oryza : VII. Accumulation effect (1)
- 稲属の感光性-7-累積効果-1-〔英文〕
- イネゾク ノ カンコウセイ 7 ルイセキ コウカ 1 エイブン
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説明
短日処理回数とその累積効果及びその種間と種内変異を調査する目的で, 低緯度地方に分布する材料を主として稲属5種24系統を用いて実験を行った。45日令に達した時, 自然日長区及び短日処理7区合計8区を設け, 短日条件として12時間30分明期を用いた。その期間中に種々の程度に自然日長条件を挿入して短日条件の効果とその累積効果を調査した。全系統は累積効果の程度に応じて8群に分類された。一般に高緯度地方に分布する系統では短日条件の効果は累積し易く, 低緯度地方に分布する系統ではその累積効果が少ない傾向が見い出された。この様な方法で示された結果は, 種や系統によって著しく異なる事実から,短日処理の累積効果, 換言すればこれらの因子は感光性を表示する方法として有効である事が分かった。
収録刊行物
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- 日本作物学会紀事
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日本作物学会紀事 46 (2), 269-274, 1977
日本作物学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204286787712
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- NII論文ID
- 110001728504
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- NII書誌ID
- AN00189888
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- ISSN
- 13490990
- 00111848
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- NDL書誌ID
- 1831951
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可