局所再発したMalignant Pilomatricoma

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タイトル別名
  • Malignant pilomatricoma.

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抄録

30年の経過を持つ55才女子の背部の巨大腫瘤を摘出したところ, 術後14ヵ月後に局所再発をきたした。組織学的にbasaloid cellからshadow cellへの移行がみられ, 電顕的にトリコヒアリン様顆粒が観察された。再発巣は広範囲に切除し, 分層植皮を行つた。術後7ヵ月を経過した現在再発はみられていない。自験例をふくめた26例について検討し, 類似した疾患と文献的に鑑別した。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 52 (1), 54-59, 1990

    日本皮膚科学会西部支部

被引用文献 (1)*注記

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参考文献 (15)*注記

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