書誌事項
- タイトル別名
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- A Fatal Case of "Mamushi" Viper(Agkistrodon Halys Blomhoffii) Bite.
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説明
症例は70歳の女性。マムシ咬傷後,マムシ毒の直接作用,およびDICとその合併症によって死亡した1例を報告した。初診34時聞後,咬傷側上肢全体の腫脹·乏尿·低体温にて当院救急救命センターを受診した。抗毒素血清療法,セファランチン療法,透析および血漿交換療法などの加療を施行するも,第8病日に死亡した。剖検の結果,死因はマムシ毒がDICを惹起し,腸管の穿孔,それによる腹膜炎からの敗血症を発症したことに加え,肺炎による呼吸不全となり,かつマムシ毒の直接作用による肝,心筋,腎尿細管などの出血,壊死などによる多臓器不全と考えた。
収録刊行物
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- 西日本皮膚科
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西日本皮膚科 64 (3), 318-322, 2002
日本皮膚科学会西部支部
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204298232448
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- NII論文ID
- 130004474790
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- ISSN
- 18804047
- 03869784
- http://id.crossref.org/issn/03869784
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可