若年性黄色肉芽腫 6歳時に発症し7年後に消退した1例

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Juvenile Xanthogranuloma.
  • —6歳時に発症し7年後に消退した1例—

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説明

症例は6歳の女児。全身に多発する黄色の小結節を主訴に来院した。病理組織学的所見では真皮に多数の組織球の増殖が認められ, 免疫組織化学的検査の結果とあわせ若年性黄色肉芽腫(JXG)と診断した。皮疹は新生を認める一方で, 徐々に退縮傾向を示し約7年後には殆ど消退した。自験例は発症年齢や臨床経過から成人型XGに近いものと考えた。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 58 (6), 953-956, 1996

    日本皮膚科学会西部支部

参考文献 (28)*注記

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