抗セントロメア抗体陽性患者の手指に多発した皮膚石灰沈着症の1例

  • 山崎 亜矢子
    鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学分野
  • 安岐 敏行
    鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学分野
  • 吉田 雄一
    鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学分野
  • 山元 修
    鳥取大学医学部感覚運動医学講座皮膚病態学分野

書誌事項

タイトル別名
  • A Case of Calcinosis Cutis of the Hands in a Patient with Anticentromere Antibodies
  • 症例 抗セントロメア抗体陽性患者の手指に多発した皮膚石灰沈着症の1例
  • ショウレイ コウセントロメア コウタイ ヨウセイ カンジャ ノ シュシ ニ タハツシタ ヒフ セッカイ チンチャクショウ ノ 1レイ

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説明

62歳,女性。約10年前から手掌に皮下結節が出現し,寛解·悪化を繰り返していた。同部から生検にて,表皮直下に石灰沈着を認め,皮膚石灰沈着症と診断した。さらに精査をすすめたところ,抗セントロメア抗体陽性であり,強皮症の診断基準は満たさなかったが,限局型全身性強皮症の初発症状の可能性が高いと考えられた。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 70 (2), 142-144, 2008

    日本皮膚科学会西部支部

参考文献 (8)*注記

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