九大皮膚科75年間の小児ストロフルスの統計

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タイトル別名
  • Statistical Survey of Papular Urticaria Diagnosed at the Dermatological Clinic of Kyushu University Hospital from 1906-1980
  • キュウダイ ヒフカ 75ネンカン ノ ショウニ ストロフルス ノ トウケイ

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説明

九大皮膚科開講以来75年間の小児ストロフルス患者を統計的に観察し, つぎの結果をえた。<BR> 1) 外来患者総数にたいする割合は, 昭和16, 17年の2.78%が最高で近年は減少しており, 昭和46年に0.17%となつてからは, つねに0.2%以下である。<BR> 2) 年令は3才以下のものが多く, 全体の73.0%を占めた。<BR> 3) 初診月は, 5, 6, 7の3ヵ月が多い(53.1%)が, そのほかの月にも分散してみられた。<BR> 4) 近年の本症減少の要因として, 生活水準の向上, 虫の減少, 診断学の変化, ステロイド外用剤の普及などが考えられる。

収録刊行物

  • 西日本皮膚科

    西日本皮膚科 43 (Suppl), 928-931, 1981

    日本皮膚科学会西部支部

参考文献 (2)*注記

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