親水性と疎水性の定量表現

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  • 親水性と疎水性の定量表現(官能的表現と物性的表現)
  • シンスイセイ ト ソスイセイ ノ テイリョウ ヒョウゲン

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Abstract

高校の化学の教科書に「水をはじく」という記述が含まれている。これは,官能的な表現でわかりやすいが,定量的に表現するにはどうすればいいのか。実用的に多用される水の接触角は物理量なのか。物理量だとすれば次元は何なのか。実は,親水性と疎水性は相反する物性概念ではなく,本質はギブズエネルギーである表面自由エネルギーの中身が異なるだけの違いであることを示し,これらの疑問に答えたい。また,定量的な扱いにより材料設計が実際に可能となることを例示する。

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