親水性と疎水性の定量表現
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- NISHIMIYA Nobuyuki
- 日本大学理工学部
Bibliographic Information
- Other Title
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- 親水性と疎水性の定量表現(官能的表現と物性的表現)
- シンスイセイ ト ソスイセイ ノ テイリョウ ヒョウゲン
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Abstract
高校の化学の教科書に「水をはじく」という記述が含まれている。これは,官能的な表現でわかりやすいが,定量的に表現するにはどうすればいいのか。実用的に多用される水の接触角は物理量なのか。物理量だとすれば次元は何なのか。実は,親水性と疎水性は相反する物性概念ではなく,本質はギブズエネルギーである表面自由エネルギーの中身が異なるだけの違いであることを示し,これらの疑問に答えたい。また,定量的な扱いにより材料設計が実際に可能となることを例示する。
Journal
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- CHEMISTRY & EDUCATION
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CHEMISTRY & EDUCATION 59 (3), 144-147, 2011
The Chemical Society of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204305758208
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- NII Article ID
- 110008733566
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- NII Book ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL BIB ID
- 11050749
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed