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- 渡部 修
- 福島県商工労働部産業創出課
書誌事項
- タイトル別名
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- 漆(うるし)を材料として化学する
- ウルシ(ウルシ)オ ザイリョウ ト シテ カガク スル
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抄録
漆器や伝統工芸品,神社仏閣などで目にすることが多い漆だが,素材の性質としては「天然の塗料」,「漆かぶれ」などが知られているところだろうか。日常生活で目にする機会が減った現代では無理のないことだろう。漆は,縄文時代の遺跡から発見されるほどの耐久性があり,究極の黒色を「漆黒」と呼び,英語で「japan」というほどの日本の代表的な高級輸出品だった。多くの工芸作品は修復されながら現代に受け継がれてきている。また,漆塗膜に抗菌性があることも分かっている。ここでは,そんな"面白い素材"を化学することで生まれた新しい材料や取り組みを解説する。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 62 (6), 272-275, 2014
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204305851776
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- NII論文ID
- 110009829075
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 025604882
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可