苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の工業的製法と用途(基礎化学品製造の実際と高校での教育実践)

  • 吉田 健
    東ソー株式会社南陽事業所ソーダ製造部電解課

書誌事項

タイトル別名
  • 基礎化学品製造の実際と高校での教育実践 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の工業的製法と用途
  • キソ カガクヒン セイゾウ ノ ジッサイ ト コウコウ デ ノ キョウイク ジッセン カセイ ソーダ(スイサンカ ナトリウム)ノ コウギョウテキ セイホウ ト ヨウト

この論文をさがす

説明

水酸化ナトリウム(NaOH)は工業薬品としては「苛性ソーダ」と呼ばれている。苛性ソーダは様々な産業の基礎素材として重要な役割を担っている化学製品であり,塩(食塩,NaCl)を原料とした電解ソーダ法で製造されている。電解ソーダ法には水銀法,隔膜法,イオン交換膜法の製法があるが,わが国では水銀法から隔膜法への転換を経て,現在では全てイオン交換膜法となっている。本稿では当社での実例も交えながら,イオン交換膜法による苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の工業的製法と用途について紹介する。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 60 (3), 118-121, 2012

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (4)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ