キサントプロテイン反応を示すアミノ酸は何か? : 高等学校「化学」の教科書における相違

書誌事項

タイトル別名
  • Which amino acid shows Xanthoprotein Reaction? : Difference in textbooks of hieh school chemistry
  • キサントプロテイン ハンノウ オ シメス アミノサン ワ ナニ カ? : コウトウ ガッコウ 「 カガク 」 ノ キョウカショ ニ オケル ソウイ

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説明

現行の高等学校「化学」の教科書におけるキサントプロテイン反応に関する記述には,本反応が観察されるタンパク質やアミノ酸の構造,および実験条件の記述に相違がある。今回我々は,芳香族アミノ酸を基質として,濃硝酸および二分の一の濃度に希釈した硝酸水溶液によるキサントプロテイン反応を行い,ニトロ化の進行について調べた。また側鎖に酸性の官能基をもたないフェニルアラニンが,ニトロ化された後に塩基性水溶液中において色調の変化を示す理由を調査した。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 64 (3), 132-135, 2016

    公益社団法人 日本化学会

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