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- 金 京沢
- 上海市教育委員会教学研究室
書誌事項
- タイトル別名
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- 諸外国では大学への入学を許可するためにどのような制度を設けているか(その5)中国における大学入学--化学を中心に
- ショ ガイコク デワ ダイガク エ ノ ニュウガク オ キョカ スル タメニ ドノ ヨウ ナ セイド オ モウケテ イル カ ソノ 5 チュウゴク ニ オケル ダイガク ニュウガク カガク オ チュウシン ニ
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抄録
まず,中国の大学入学制度,大学進学率と理系進学率,理系に進む際に必要とされる科目について紹介した。次に,上海の入試問題を事例に化学として課される内容やその特徴について考察した。その結果,中国では,全国一斉の大学入試が行われ,入試の成績が大学入学の最も重要な指標であり,大学進学率は20%を超えて高等教育大衆化の時代に入った。理系に進むには物理,化学,生物を含む「理科総合」の試験を受けるのが一般的であること,化学の入試問題は基本的には不易だがその中で変化が求められていること,知識中心から能力重視への動向を示していること,などを指摘した。
収録刊行物
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- 化学と教育
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化学と教育 59 (1), 44-47, 2011
公益社団法人 日本化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204307033600
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- NII論文ID
- 110008733550
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- NII書誌ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- NDL書誌ID
- 10980535
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可