誘起効果と共鳴効果 : 電気陰性度と芳香族性から反応を考える(講座:反応はなぜ起こるのか)
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- TSUCHIMA Satoshi
- 帝塚山中学校・高等学校
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高等学校の教科書では,「電気陰性度」は原子の結合や分子の極性といった部分で扱われている。また「芳香族」という言葉はでてくるが,あくまでベンゼン環を持つ化合物の分類としての扱いである。いずれもこれらと「化学反応」との関わりについての扱いはない。高等学校の化学の内容をより深めるために,「誘起効果」と「共鳴効果」を「電気陰性度」,「芳香族性」を踏まえて化学反応とどう関わっているのか考えてみたいと思う。
Journal
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- CHEMISTRY & EDUCATION
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CHEMISTRY & EDUCATION 56 (7), 342-343, 2008
The Chemical Society of Japan
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204307119616
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- NII Article ID
- 110008732714
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- NII Book ID
- AN10033386
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- ISSN
- 24241830
- 03862151
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
- CiNii Articles
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- Abstract License Flag
- Disallowed