キレート滴定法 : 各種金属イオンへの適応のための基礎・条件・応用(分離・分析の化学)

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タイトル別名
  • キレート滴定法 : 各種金属イオンへの適応のための基礎・条件・応用
  • キレート テキテイホウ : カクシュ キンゾク イオン エ ノ テキオウ ノ タメ ノ キソ ・ ジョウケン ・ オウヨウ

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説明

キレート滴定法は,エチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びその類縁体が,多くの金属イオンと価数に依らず1:1のキレート錯体を形成することを利用した金属イオンの容量分析法である。この方法は,主にCa^<2+>及びMg^<2+>の滴定法(水の硬度の測定)として知られさているが,適当な条件と金属指示薬の使用によって多くの金属イオンのmg/Lレベルでの定量が可能である。本稿では,キレート滴定法の原理,そこで用いられる応用的な手法(逆滴定,置換滴定,マスキングなど)について概説するとともに,これを用いたいくつかの金属イオンの定量法を紹介する。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 63 (5), 246-251, 2015

    公益社団法人 日本化学会

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