酸・塩基とは何かその概念の変遷をたどる(<特集>酸と塩基)

書誌事項

タイトル別名
  • What Are Acids and Bases? Tracing the Transition of Their Concepts
  • 酸・塩基とは何か--その概念の変遷をたどる
  • サン エンキ トハ ナニカ ソノ ガイネン ノ ヘンセン オ タドル

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説明

酸と塩基は化学学習の重要な基礎項目である。そして, 酸・塩基とは何かということは, 実はどういうものを酸・塩基と考えるかということである。また, どう考えるかは, どう考えてきたかと切り離すことができない。化学の歩みをたどってみると, そこに私たち自身の思索, 体験, 学習との類似点を発見しておどろくことがある。酸・塩基は特にそのような領域である。本稿では, このような立場から, 18世紀末から今世紀初めまでの酸・塩基概念の歩みのあらましをあとづけてみたい。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 37 (6), 576-581, 1989

    公益社団法人 日本化学会

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