生き物のエネルギー通貨 ATP(高校生物を化学する)

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タイトル別名
  • 生き物のエネルギー通貨ATP
  • イキモノ ノ エネルギー ツウカ ATP

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抄録

細胞のエネルギー代謝の中心的役割を担うものは, アデノシン三リン酸(ATP)というリボヌクレオチドである。ATPのリン酸基転移反応の自由エネルギー変化は細胞内条件下では負で, 比較的大きく, このΔGを用いて, 細胞は生体物質の合成・能動輸送・細胞運動・シグナルの変換など, いろいろな仕事をして生きている。ATPは「高エネルギー」リン酸化合物と呼ばれ, その供給の停止は死を意味する。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 46 (6), 334-337, 1998

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (10)*注記

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