1 電池の発達 : 原理から問題点の解決に向けて(電池の進歩と高校化学)

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タイトル別名
  • 1 Bevelopment of cells : Theory and solution of the problems
  • 電池の進歩と高校化学(1)電池の発達--原理から問題点の解決に向けて
  • デンチ ノ シンポ ト コウコウ カガク 1 デンチ ノ ハッタツ ゲンリ カ

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抄録

最古の電池はバクダッド電池であろうと推定されているが, その構成はボルタの電池とほとんど同じであり, 負極にFeを正極にCuを用いた。1800年代になって現在の電池の原点である, ボルタの電池, ダニエル電池が現れるが, それぞれに長所, 短所があり, その欠点をいろいろの方法で解決し, 現在の乾電池へと発展させていった。ダニエル電池では隔膜を用いるのがあたりまえになっているが, 隔膜無しでも短時間ではよい電池特性が得られ, 演示実験としておもしろい。これらの背景は電流-電位の関係から理解できる。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 45 (6), 332-335, 1997

    公益社団法人 日本化学会

参考文献 (5)*注記

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