高等学校における環境化学教育のあり方 : 化学 IA での環境化学教育(<特集>地球にやさしい環境化学教育)

書誌事項

タイトル別名
  • A Study of Environmental Chemical Education in Highschools
  • 高等学校における環境化学教育のあり方--化学1Aでの環境化学教育
  • コウトウ ガッコウ ニ オケル カンキョウ カガク キョウイク ノ アリカタ

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説明

高校化学では1994年度から学習指導要領の改訂にともない, 化学IA, 化学IB, 化学IIが選択履修科目となる。現行の理科Iにある環境教育の内容が化学IAの環境の保全の項目に引きつがれていく。化学IAの環境化学教育の目標は, 地域的ならびに地球規模的環境問題を物質の学習を通して体感し, 化学的な理解にもとづいて自然と人間のかかわり方を考えさせることである。学習方法として, 資料やVTR教材を使用するほか, 各環境問題を理解するために観察・実験を行う。その考えられる観察・実験項目をとりあげた。次に授業展開していくときの問題点として, (1)授業レベル, 小中高の関連性, (2)実験方法の開発, 予算, (3)環境問題を考えるときの基本概念について指摘した。

収録刊行物

  • 化学と教育

    化学と教育 41 (12), 806-810, 1993

    公益社団法人 日本化学会

被引用文献 (1)*注記

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