書誌事項
- タイトル別名
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- The relationship between teamwork and team communication
- チーム ・ コミュニケーション ト チームワーク ト ノ カンレン ニ カンスル ケントウ
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説明
本研究は,職務チームの対面的コミュニケーション行動を,特殊な機器を活用して詳細に測定,記録し,チームワーク特性と比較検討することで,職務チームにおいて有効なチーム・コミュニケーションとはどのようなものかについて実証することを試みた。システム・エンジニアを対象に,10週間職務遂行中の対面コミュニケーションを測定し,コミュニケーションの量的指標及びネットワーク指標を算出した。これらの指標と,質問紙調査により測定したチームワーク,職務満足感,集団アイデンティティ,及びチームのパフォーマンスとの関連を比較検討した。最終的に9チーム59名を対象に分析した結果,頻繁で緊密なチーム・コミュニケーションは必ずしも優れたチームワークを保証するものではないことが示された。また,チームとしての発達段階や,遂行する課題の特性,課題の習熟度などによって,チーム・コミュニケーションとチームワークとの関連が変化することも示唆された。<br>
収録刊行物
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- 実験社会心理学研究
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実験社会心理学研究 53 (1), 38-51, 2013
日本グループ・ダイナミックス学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204320717568
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- NII論文ID
- 130003365069
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- NII書誌ID
- AN00104794
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- ISSN
- 13486276
- 03877973
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- NDL書誌ID
- 024833589
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可