環境アセスメントから見た明治期における工場建設

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タイトル別名
  • Factory Gonstruction in the Meiji Era as seen from the Viewpoint of Environmental Impact Assessment

抄録

明治16 (1883) 年、民営移管した浅野セメント深川工場は、製造機械の改良に応じて降灰が社会的関心を強めた。隅田川を中心に、工業地帯造成に有利な河川と水路網を生かしマ工場立地が選択された。河川と水路網は、すでに近世から市街地の形成を生んでいた。既市街地と新興工場との対応は、近年の地域開発、都市計画と無線ではない。本論ては、浅野セメント深川工場の成立と、降灰事件の発生、および降灰事件への工場、住民の対応を検討したものである。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204326623488
  • NII論文ID
    130003839545
  • DOI
    10.11532/journalhs1981.3.106
  • ISSN
    18848133
    09134107
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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