震災復興橋梁における細部構造デザイン手法の比較研究

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タイトル別名
  • A Study on the Structural Detail Design Kanto of Earthquake Reconstruction Bridges

抄録

震災復興橋梁の細部構造の納まりについて現地調査で確認できた73橋を分析した結果、40のデザイン手法が得られた。その中で景観デザインに関わるキーワードとして (1) 全体の連続性・統一性、(2) 直線・曲線の組み合わせによるリズム感、(3) 鉛直・水平方向のラインの保持、(4) モチーフの保持、(5) 応力の流れを明確にする部材の曲線 (6) 存在感・安定感の6点があげられる。既存文献に見られる景観デザイン手法と比較すると (1)-(3) については現在でもよく使われているが (4)-(6) はあまり使われていないという結果になった。

収録刊行物

  • 土木史研究

    土木史研究 17 197-206, 1997

    公益社団法人 土木学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390001204329381248
  • NII論文ID
    130004038378
  • DOI
    10.2208/journalhs1990.17.197
  • ISSN
    18848141
    09167293
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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