新聞資料にみる小樽港防波堤建設事業と水面埋立事業の経緯

書誌事項

タイトル別名
  • Breakwater and reclamation of OTARU Harbor Works in the Meiji Era based on News Database

説明

小樽築港事業は明治期に行われた土木事業として、大規模な外洋防波堤を建設する日本で初めての試みであった。小樽はこの事業によって商港都市として飛躍的な発展を遂げるが、平地に乏しい地勢のため埋立事業は港湾都市整備として防波堤事業と同時に進んだ。本研究は築港事務所長である廣井勇や小樽港市民が、防波堤建設や埋立事業をどのように関係しあいながら進めていったかを、新聞資料を軸として用いて考察するものである。

収録刊行物

  • 土木史研究

    土木史研究 17 295-304, 1997

    公益社団法人 土木学会

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ