超音波援用研削加工による金型の鏡面仕上げ技術の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of die mirror finish technique by ultrasonically assisted grinding
  • チョウオンパ エンヨウ ケンサク カコウ ニ ヨル カナガタ ノ キョウメン シアゲ ギジュツ ノ カイハツ

この論文をさがす

抄録

超音波援用加工技術は,各種難削硬脆材の精密加工や金型の深彫りや微細加工に広く利用されている.本論文では,小径のダイヤモンド電着軸付き砥石を,軸まわりの回転運動と同時に,軸方向に超音波振動させることで,携帯電話のキーシートを模した射出成型用金型の鏡面仕上げ加工を行った.トランケーションを施した先端平型の砥石を用いて平面上型を加工した結果,表面粗さ0.13μmRzの鏡面に仕上げることができた.さらに,加工パラメータとして,工具回転速度,送り速度,砥粒位置,超音波周波数や振幅が,被加工面の表面粗さに与える影響を定量的に検討した.さらに先端を球状にトランケーションした工具を用いて,傾斜平面および自由曲面を有するキャビ型の加工を行った.

収録刊行物

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (11)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ