高精度輪郭研削加工に関する基礎的研究
書誌事項
- タイトル別名
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- High accuracy contour grinding
- -クーラントによる動圧の影響-
- Effects of dynamic pressure caused by coolant on grinding accuracy
抄録
マシニングセンタでの自由曲面の輪郭研削加工では小径の軸付砥石を使わなければならない.しかし,このような砥石は軸剛性が低いため研削抵抗変化による切残し量が大きく変化し,研削精度,能率に悪影響を及ぼす.したがって,高精度高能率な輪郭研削加工を達成するためには研削抵抗一定化制御研削が有効であると考えられる.研削抵抗一定化を図る方法はこれまでに研究されており成果を上げている.しかし,これらの研究ではクーラントによる動圧によって砥石が受ける負荷については考慮されていない.本研究では,研削加工時に発生する動圧による負荷を実験的に求め,簡易数式モデルを提案した.動圧モデルはジャーナルすべり軸受の圧力分布解析を基に切込み量を考慮して構築し,動圧測定実験によって妥当性を検証した.また,砥石の仕様を変更したときの動圧による負荷についても検討した.さらに,動圧による負荷の背分力方向成分を考慮して輪郭研削加工実験を行った.その結果,研削背分力一定化に近づけることが可能となり,研削精度向上が期待できることがわかった.
収録刊行物
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- 砥粒加工学会誌
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砥粒加工学会誌 51 (12), 729-734, 2007
社団法人 砥粒加工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204333044864
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- NII論文ID
- 130004494415
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- ISSN
- 18807534
- 09142703
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可