下肢の有きょく細胞癌の治療と予後

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  • Treatement and prognosis of squamous cell carcinoma in legs.

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抄録

1976年1月から1989年1月までの13年間に九大皮膚科で経験した下肢の有棘細胞癌の43例について, 発生部位, 前駆病変, TNM分類, 病理組織像などを治療と予後との関係に注目して検討した。これらの検討により, 臨床的には熱傷・外傷性瘢痕, 胼胝などの前駆病変に続発したことや所属リンパ節転移を伴ったこと, 病理組織学的には真皮深層を越えて腫瘍の浸潤をみたことなどが予後不良のriskfactorであることが判明した。

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