書誌事項
- タイトル別名
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- Validity of Maximum Oxygen Uptake by Use of Free Pace Walking
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抄録
目的:本研究は人間ドック受診者に全身持久性能力を測定,評価するために,以下の優先項目を考慮しながら速歩による最大酸素摂取量(以下VO2max)の推定式(加藤式)を考案し,その有効性について検証した。方法:優先項目においては,(1)人間ドック受診時に測定できる,(2)多人数処理可能,(3)歩行などの運動処方に活かせる,(4)自分自身の歩行スピードで実施できる,(5)測定の安全性確保,(6)評価指標がある程度の客観的信頼性が得られる,(7)測定が実施者の興味が高いという7つの項目である。以上を考慮に入れて測定評価方法を考案した(加藤式)。結果:直接によるVO2maxと加藤式との相関を見たが,男子の全体で見ると有意な差は見られたが,年代別で見ると有意な差は見られなかった。女子において全体,年代ごとに見た場合においても有意な差は見られなかった。結論:対象数を多くすることにより相関が高くなる可能性があり,客観的指標として認められると,受診時の測定としては有意義な内容になると推察できる。
収録刊行物
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- Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock
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Official Journal of the Japanese Society of Human Dry Dock 19 (3), 432-436, 2004
公益社団法人 日本人間ドック学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204336475264
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- NII論文ID
- 10014260832
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- NII書誌ID
- AN10360484
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- ISSN
- 21865019
- 09140328
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可