メッシュ使用後の再発鼠径ヘルニアの検討

書誌事項

タイトル別名
  • Evaluation of Recurrent Inguinal Hernia after Mesh Repair
  • 授業実践のひろば 文化的実践としての学びをめざして--中学家庭分野「いつでもどこでも応援隊〈炊き出し応援隊〉」の開発と実施検討
  • ジュギョウ ジッセン ノ ヒロバ ブンカテキ ジッセン ト シテ ノ マナビ オ メザシテ チュウガク カテイ ブンヤ イツ デモ ドコ デモ オウエンタイ タキ ダシ オウエンタイ ノ カイハツ ト ジッシ ケントウ

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抄録

目的:メッシュを用いた鼠径ヘルニア修復術後の再発鼠径ヘルニア(メッシュ使用後再発)について検討した.対象:1999年1月から2009年1月までの再発鼠径ヘルニア68例のうち,メッシュ使用後再発22例を対象とした.結果:前回手術はmesh plug法9例,inlay法9例,PHS法2例,inlay・plug併用法1例,TEP法1例.再発形態は間接型6例,直接型12例(うち10例が膀胱上再発),大腿型3例,直接型+大腿型1例.再発時期は,3カ月未満ではメッシュ使用後7例に対し従来法後4例,3カ月以降12カ月未満ではメッシュ使用後6例に対し従来法後5例,12カ月以降ではメッシュ使用後9例に対し従来法後37例であった.12カ月未満の再発13例のうち7例が直接型であった.結論:メッシュ使用後の再発は,従来法後に比べて早期に発生し,直接型が多い.再発の防止には,メッシュの内側への固定にとくに留意すべきと考えられる.

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参考文献 (22)*注記

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