書誌事項
- タイトル別名
-
- Transurethral Resection of Bladder Tumor (TUR-Bt) Indication and Bounds
この論文をさがす
説明
TUR-BtはT1までの表在性腫瘍が最も良い適応とされている。浸潤性膀胱癌やT1, grade3のような腫瘍は, TUR-Btの適応の境界領域で, 慎重に考えるべきといわれてきたが, その適応と限界を再確認することを目的とした。表在性膀胱腫瘍と診断し, TUR-Btを施行した患者185例を対象とした。腫瘍のgrade, 形態, 大きさ, 数, stageについて検討し, 5年非再発率について比較した。形態, 大きさ, grade, stageでは5年非再発生存率に差はなかった。数では多発例に有意に再発が多かった。Grade3, T1やT2の症例でも適切な補助療法を加えることにより, TURの適応と成る例があると考えられた。再発時にstage upするような症例ではすみやかに方針を転換し, 膀胱全摘も考慮にいれるべきと考えられた。
収録刊行物
-
- 日本外科系連合学会誌
-
日本外科系連合学会誌 25 (5), 761-764, 2000
日本外科系連合学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204349500544
-
- NII論文ID
- 130006791340
- 10009916951
-
- NII書誌ID
- AN00002502
-
- ISSN
- 18829112
- 03857883
-
- データソース種別
-
- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可