The Significance of No. 14 Lymph Node Dissection on Carcinoma of the Papilla Vater

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  • 十二指腸乳頭部癌におけるNo.14リンパ節郭清の意義

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十二指腸乳頭部癌におけるNo.14リンパ節郭清の意義を明らかにすることを目的として, D2以上のリンパ節郭清を施行した18例を対象として, 臨床病理学的に検討した。その結果, 乳頭部癌の主たるリンパ節転移経路はNo.13→No.14→No.16とくにNo.16b1であると考えられた。No.14リンパ節郭清はこれら転移の主ルートを郭清することとしてその意義は大きく, No.14リンパ節転移7例中3例は長期生存が可能であった。また術中No.14リンパ節転移の有無を検索することはNo.16リンパ節とくにNo.16b1郭清を行うか否かの1つの指標となるうると考えられた。さらにNo.14リンパ節を完全に郭清することは, 上腸間膜動脈より右側の膵後方結合織を含めた小リンパ節や脈管浸潤も一塊として切除する意義も含まれると考えられた。

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