土地利用面積比率に基づく流域水質予測モデルの開発

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  • Development of prediction model for water quality in watersheds based on proportion of area by land use
  • トチ リヨウ メンセキ ヒリツ ニ モトズク リュウイキ スイシツ ヨソク モデル ノ カイハツ

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抄録

本報では，広域的なシナリオ解析に対応でき，数学的な厳密さにとらわれ過ぎず，行政の担当者等でも操作可能な簡易な構造を有する，河川の水質（全窒素・全リン・COD）の予測モデルを開発することを目的とした。香川県から瀬戸内海に流れ込む26流域を対象とした。GISから得られた流域界，6年間の河川水質データ，および水田・畑地・森林・都市・内水地の土地利用面積比率からモデル式を構築した。その結果，流域の河川河口部の水質を実測値のおおむね±20%の誤差で予測可能な，土地利用面積比率を変数としたモデルが構築され，モデル中の係数が決定された。

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