継続性のあるアフターケアの意味するもの
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- 新 雅子
- Osaka Prefectural Nakamiya Hospital
書誌事項
- タイトル別名
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- The Efficiency of Continuous Aftercare
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説明
筆者自身の職歴に合わせて, 脳性まひ者と精神薄弱者に対する場合と, 精神分裂病者を主とする精神障害者に対する場合とについて, それぞれ就労援助後もアフターケアとして長期に係わり続けた実際を紹介し, その結果を明らかにした。この継続性のあるアフターケアが, それぞれの障害者の職業リハビリテーションをより一層促進し, 確実なものとするばかりでなく, その援助者にとってもメリットは大きく, その実力を養うことにつながるということを, 体験的に悟ることができた。同時に, それは臨床心理学の一分野であるコミュニティ心理学のアプローチに当るということにも思い至り, 障害者の職業リハビリテーションを促進する援助の一つとして位置付けされることを期待する。
収録刊行物
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- 職業リハビリテーション
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職業リハビリテーション 5 (0), 49-53, 1992
日本職業リハビリテーション学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204351977472
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- NII論文ID
- 130004248149
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- ISSN
- 21861331
- 09150870
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可