書誌事項
- タイトル別名
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- Qualitative and quantitative analysis using multivariate analysis
- タヘンリョウ カイセキホウ オ モチイル テイセイ オヨビ テイリョウ ブンセキ
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説明
多変量解析法は,1つの試料から得られた複数の測定値を用い,測定値間の相関関係を考慮して分析を行っている.定性分析は,クラスター分析,主成分分析,soft independent modeling of class analogy(SIMCA)分析の3方法を1つのセットとして用いた.これらの方法で,分析目的試料群を白紙の状態で複数のグループに分割する方法と,目的に従ってあらかじめ複数にグループ化されている各試料グループに対する分析目的試料の帰属グループの決定を,客観的に精度よく行うことができた.定量分析は,いずれの方法も非分離で定量することが可能であった.個々の混合物の測定値が重複しない場合は主成分分析や主成分回帰分析で,2種類の混合物の測定値が部分的に重複している場合は主成分回帰分析で精度よく定量することができた.改重回帰分析は,検量線を作成する必要がなく,3種類以上の化合物が混合し,測定値が重複していても個々の化合物を精度よく定量することが可能であった.<br>
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 53 (8), 773-791, 2004
公益社団法人 日本分析化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204354001536
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- NII論文ID
- 110002905428
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2cXmvFCiu7w%3D
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- NDL書誌ID
- 7064709
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- NDLデジコレ(旧NII-ELS)
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可