書誌事項
- タイトル別名
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- Development of ion attachment mass spectrometry and its applications
- イオン フチャク シツリョウ ブンセキホウ ノ カイハツ ト オウヨウ
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抄録
有機成分をフラグメントフリーで計測できるイオン付着質量分析法について総合的に報告した.まず,装置の説明とLi+付着によるイオン化メカニズムを考察した後,計測特性について詳述し,検出限界1 v/v ppb•10-16 mol/s以下,リニアリティ6けた以上などが示されている.次に,特長となっている直接導入による熱不安定物質・熱分解ガス・排ガス・中性活性種あるいは同族体・金属錯体などへの応用例を紹介した.また,低圧・小流量・高速応答により真空プロセスやガスクロマトグラフ(GC)結合に好適な新機種の装置と応用例が示されている.最後に,今後の新展開として,検出限界や装置サイズなどの技術課題とその対策案,及びこれらの達成時に期待される“ダイレクト&リアルタイムGC/MS”とも言うべき前処理なし・GCなしの直接測定・現場測定などの新展開について述べた.<br>
収録刊行物
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- 分析化学
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分析化学 53 (6), 475-489, 2004
公益社団法人 日本分析化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204354142208
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- NII論文ID
- 110002905390
- 130000144510
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- NII書誌ID
- AN00222633
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2cXltFeltb0%3D
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- NDL書誌ID
- 6992221
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- ISSN
- 05251931
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- NDL-Digital
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可