表面第二高調波発生分光法を用いる界面吸着ローダミンBの会合状態解析

DOI NDLデジタルコレクション Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献75件 オープンアクセス
  • 山口 央
    東北大学大学院理学研究科化学専攻
  • 内田 達也
    東北大学大学院理学研究科化学専攻 現在所属　東京薬科大学生命科学部環境生命科学科
  • 伊奈 知美
    東北大学大学院理学研究科化学専攻
  • 能智 公久
    東北大学大学院理学研究科化学専攻
  • 寺前 紀夫
    東北大学大学院理学研究科化学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Analysis of Associated Structures of Rhodamine B Adsorbed at Interfaces by Second Harmonic Generation Spectroscopy
  • ヒョウメン ダイ2 コウチョウハ ハッセイ ブンコウホウ オ モチイル カイメン キュウチャク ローダミン B ノ カイゴウ ジョウタイ カイセキ

この論文をさがす

説明

第二高調波発生（second harmonic generation，SHG）分光法は，表面•界面領域でのみ発現する二次の非線形光学現象を利用した表面•界面の選択的分光分析手法であり，吸着分子の吸着量や分子配向性解析等へ応用されている．著者らは，SHGの入射レーザー波長依存性であるSHGスペクトルが界面吸着分子の電子スペクトルに対応する点に着目し，SHGスペクトル測定装置の開発を行い，界面吸着分子の状態解析への応用を行ってきた．本論文では，装置の概略及び測定条件について述べるとともに，SHGスペクトル測定によりローダミンBのヘプタン/水界面あるいは石英/水界面における特徴的な会合状態について明らかにした．<br>

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 55 (7), 457-465, 2006

    公益社団法人 日本分析化学会

被引用文献 (2)*注記

もっと見る

参考文献 (75)*注記

もっと見る

キーワード

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ