ルモガリオンを用いる蛍光検出高速液体クロマトグラフィーによる輸液及び注射剤中の微量アルミニウムの高感度定量

DOI NDLデジタルコレクション Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献24件

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タイトル別名
  • Sensitive determination of aluminum in parenteral solutions and injections by HPLC with fluorescence detection using lumogallion
  • ルモガリオン オ モチイル ケイコウ ケンシュツ コウソク エキタイ クロマトグラフィー ニ ヨル ユエキ オヨビ チュウシャザイ チュウ ノ ビリョウ アルミニウム ノ コウカンド テイリョウ

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抄録

輸液及び注射剤等中のアルミニウム濃度の規制が，2004年に米国で開始されようとしている．本研究では，高感度なルモガリオン錯体の蛍光検出法による輸液及び注射剤等中の微量アルミニウムの測定法について検討した．ほとんどの製剤において前処理を必要とせず，回収率及び直線性共に良好な結果が得られた．また，製剤の原料成分に関しても同様の結果が得られた．生体試料の測定として尿及び血清中のアルミニウム濃度の測定を行い，尿は前処理を必要とせず，血清は酸添加及び遠心分離のみの前処理で測定可能であった．このように本測定法の測定対象は広範囲であり，かつ製剤中の1 μg/l以下のアルミニウムが測定可能である．<br>

収録刊行物

  • 分析化学

    分析化学 53 (1), 17-23, 2004

    公益社団法人 日本分析化学会

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参考文献 (24)*注記

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