書誌事項
- タイトル別名
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- Thermal Chlorinolysis of 1, 1: -Dichloroethane Co-production of 1, 1, 14richloroethane and Vinylidene Chloride
- Thermal chlorinolysis of 1,1-dichloroethane. Co-production of 1,1,1-trichloroethane and vinylidene chloride.
抄録
液相加圧下で塩化ビニル(VC)に塩化水素を付加して1,1一ジクロ導エタン(ED)を合成し,このEDを熱盧素化分解して1,1,1-トリクロロエタン(MC)と塩化ビニリデン(VD)とを同時に製造する方法について実験塞およびパイロット規模での研究を行った。その結果,塩化水素付加反応装置と熱塩素化分解反応装置を組み合わせ使用することにタってiMCとVDを任意の割合で製造できる特律あるプロセスを構築することができたざパィレックスガラス反応管を用いる基礎実験でのEDの熱塩素化分解反応では次の結果が得られた。(1)反応温度の上昇とともに1,1,2一トリクロロエタソ(TCE)に対するMcの生成割合は向上した。(2)反応温度480℃,EDに対する塩素のモル比(Cl2/ED)0.9前後でMCとVDの合計収率(MDYield)はピークを示した。(3)原料の供給速度を変えてもt生成物組成には大きな変化は見られなかった。(4)反応温度の上昇でSplitratio[100×VD/(MC弓+VD)]は増加した。パイロットプラソトの実験では管型反応器を用いたEDの熱塩素化分解反応において反応温度の調節は困難で,反癒は塩素化反応の発熱と脱塩化水素反応の吸熱とのバランスに左右されて,断熱的に進行して460~480℃ に保たれた。槽型反応器を用いて,反応圧力を増加させると脱塩化水素反応が進行してSplitratioは増加したが,MDYieldは減少した。ピストン流である管型反応器では完余混合の槽型よりはMDYieldは高く,EDがMCを経て.VDを生成する経路の選択性が,良好であることを確認することができた。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1990 (1), 84-91, 1990-01-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204358859904
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- NII論文ID
- 130004159251
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可