原発不明胸壁腺癌の1切除例

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  • A case of metastatic thoracic wall adenocarcinoma of unknown primary origin

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抄録

原発不明胸壁腺癌を経験した.症例は72歳女性.他院で右胸壁に7cm大の腫瘍を指摘,経皮生検で上皮系悪性腫瘍と診断され当院紹介となった.免疫染色の結果から肺腺癌の胸壁転移が疑われたが,全身精査でも原発巣は認められず,原発不明癌として切除術を行った.病理組織学的には低分化型腺癌の胸壁転移が疑われ,CK7(+),CK20(-),TTF-1(+)のパターンから肺腺癌の胸壁転移の可能性が示唆された.

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参考文献 (21)*注記

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