書誌事項
- タイトル別名
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- Surgery and perioperative management for elderly patients with acute empyema
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説明
<p>2012年8月から2016年3月に当院で手術した急性膿胸16例のうち,80歳以上の4症例について術前術後の状態や,予後等を検討した.男性3例,女性1例,年齢は80~96歳で,2例が救急搬送された.術前期間は平均3.5日,手術時間は平均57分で,全例胸腔鏡手術を行った.術後のドレナージは平均11日であった.3例で手術当日または翌日に食事,歩行可能であり,2例が独歩退院,1例はASOに対する血管内治療後に肺炎を併発し死亡,1例は術後2ヵ月目に老衰で亡くなった.高齢者膿胸症例では,早期手術に加え術後管理も重要であると考える.胸腔鏡手術は高齢者においても低侵襲かつ安全に施行することが可能であった.</p>
収録刊行物
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- 日本呼吸器外科学会雑誌
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日本呼吸器外科学会雑誌 31 (1), 8-12, 2017
日本呼吸器外科学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204361203840
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- NII論文ID
- 130005290038
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- ISSN
- 18814158
- 09190945
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可