胸腺発生大細胞神経内分泌癌術後長期生存の1例

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  • A case of large-cell neuroendocrine carcinoma of the thymus involving a patient with long-term survival after surgery

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抄録

<p>症例は47歳女性.胸痛を主訴に近医を受診し,縦隔腫瘤を指摘され,当科紹介となった.胸部CT検査では,前縦隔に52×48 mm大の内部不均一な腫瘤を認め,心囊・右肺に接し,少量の胸水を伴っていた.FDG-PET検査では同腫瘤にSUVmax 5.34の集積を認め,胸腺癌の疑いで拡大胸腺摘出術を施行した.病理組織検査では胸腺原発の大細胞神経内分泌癌,正岡病期分類I期と診断した.術後70ヵ月現在無再発生存中である.</p>

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