フィルダム浸透量を定量的に評価するための貯水位と降雨の経験的評価

  • 曽田 英揮
    独立行政法人水資源機構 総合技術センター ダムグループ
  • 石黒 順司
    独立行政法人水資源機構 総合技術センター ダムグループ
  • 太田垣 晃一郎
    独立行政法人水資源機構 利根導水総合事業所 工事課
  • 岸田 潔
    国立大学法人京都大学工学研究科都市社会工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Empirical Evaluation on Seepage of Fill-Dams Using Reservoir Water Level and Rainfall
  • フィルダム シントウリョウ オ テイリョウテキ ニ ヒョウカ スル タメ ノ チョスイイ ト コウウ ノ ケイケンテキ ヒョウカ

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抄録

<p>フィルダムの安全管理において,浸透量の計測は最も重要な計測項目の一つであり,常時監視が望まれている。本報では,管理ダムのデータに基づき過去の降雨および貯水位の変化にともなう浸透量の変化を整理分析し,降雨の影響のない状態での浸透量の基準を作成した。また,降雨時の浸透量データに基づき「降雨が浸透量に与える影響」を評価し,フィルダム浸透量を常時監視できる手法とした。さらに,提案する手法を実ダムの監視に用い,フィルダム浸透量の評価に適することを確認した。</p>

収録刊行物

  • ダム工学

    ダム工学 27 (1), 5-15, 2017

    一般社団法人 ダム工学会

被引用文献 (1)*注記

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