書誌事項
- タイトル別名
-
- タンザワ サンチ ニ オケル ニホンジカ ノ ブンプ ト ソノ セイソク カンキョウ ノ モニタリング エ ノ チリ ジョウホウ システム ノ テキヨウ
この論文をさがす
抄録
神奈川県丹沢山地で実施したニホンジカ(Cervus Nippon)の生息状況の調査結果を基に地理情報システムにより地理データベースを構築し,分布域や集中利用域の分析,季節的な餌環境の評価を行った。そして,ランドスケープレベルでの自然環境のアダプティブ管理へのGIS適用の有効性と課題を考察した。その結果,地理データベース構築には300時間以上を要したが,その後は短時間に精度良く加工・解析でき,分布域の変化,生息地利用,季節的な餌環境の地域的差異を明らかにできた。アダプティブ管理への適応では,GISは現地情報の収集・蓄積,計画づくり,事業実施のいずれにも有効性があると考えられた。今後の課題として,現場に即した利用法開発とインターフェイスの改良,空中写真や衛星データとの連携をあげた。
収録刊行物
-
- 森林計画学会誌
-
森林計画学会誌 35 (2), 63-74, 2001
森林計画学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390001204382188160
-
- NII論文ID
- 110009441576
-
- NII書誌ID
- AN10385361
-
- ISSN
- 21898308
- 09172017
-
- NDL書誌ID
- 5982196
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可