書誌事項
- タイトル別名
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- Formation of Pentaamminecarbonylruthenium (II) by Electrochemical Reduction of Pentaamminechlororuthenium (III) in Aqueous Formic Acid-Formate Solutions
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説明
クロロペンタアンミンルテニウム(III)塩化物をギ酸-ギ酸ナトリウム水溶液中で定電位電解還元ナるとカルボニルペンタアンミンルテニウム(II)が生成する。光透過性薄層電極による測定から,この反応はホルマトペンタアンミンルテニウム(II)を中間体として進行することを示唆する結果が得られた。塩化ナトリウムを含む上記水溶液中(イオン強度0・5mol・dm-3)でこの反応の速度をポーラログラフ法により25℃ で測定しだ。クロロおよびアクア錯体と平衡にあるホルマト錯体がカルボニル錯体になる過程(この速度は,水素イオンおよびギ酸によって促進される)が律速であると考えると,反応速度のギ酸およびギ酸イオン濃度依存性を合理的に説明できる。
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1986 (9), 1181-1186, 1986-09-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204388550656
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- NII論文ID
- 130004158518
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可