クロラミンおよびジクロラミンの化学反応性

書誌事項

タイトル別名
  • Chemical Reactivity of. Chloramine and Dichloraminet
  • Reactivity of alternative disinfectants in drinking water. I. Chemical reactivity of chloramine and dichloramine.

説明

塩素代替殺菌剤であるクロラミンおよびジクロラミンと自然水中に存在する有機および無機物質との反応速度を求め, 得られた反応速度定数櫨からクロラミンの反応性を検討した。クロラミンはpH10.0ジクロラミンはpH5.0でそれぞれ調製したが, この条件ではすくなくとも3時闘は安定に存在した。25℃におけるクロラミンと種々の物質との反溶速度が微孔性テフロン膜分離-紫外吸光法によって測定され, 反応速度定数値が算出された。この膜分離過程を用いることによりクロラミンとの反応生成物であり, 紫外光を吸収する有機塩素化物および無機イオンの干渉を受けることなく, 精度よく測定することができた。反応はクロラミンおよびジクロラミンに関しそれぞれ一次, 各化学種に関して一次の二次反応であった。化学反応性はクロラミンの方が, ジクロラミンよりも数十~1000 倍, 高かった。

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