繊維状水和二酸化チタンとアンモニウムイオンの反応

相原 正孝, 伊藤 雅彦, 五十嵐 香, 清水 紀夫, 王 福平

doi:10.1246/nikkashi.1998.745

書誌事項

タイトル別名

Ammonium-Ion-Exchange Reaction of Titanium Dioxide Hydrate Fibers

説明

層状構造を有する繊維状水和二酸化チタンの陽イオン交換の性質を利用して, アンモニウムイオン交換を行った. イオン交換量と表面吸着量の合計量は浸漬時間とともに増加し, 24h以内に一定値3.7mmol/9に達した. その層間内の交換イオンとアンモニウムイオンの反応における表面吸着量と層間へのイオン交換反応の違いを明確にした. 結果, そのイオン交換生成物の組成は (NH₄) _1.0H_1.0Ti₄O₉・nH₂O, n≅1であることがわかった. その化学的性質も調べた.

収録刊行物

日本化学会誌（化学と工業化学）

日本化学会誌（化学と工業化学） 1998 (11), 745-749, 1998-11-10

公益社団法人日本化学会

詳細情報詳細情報について

CRID: 1390001204389472256

NII論文ID: 130004160622

DOI: 10.1246/nikkashi.1998.745

ISSN: 21850925; 03694577

Web Site: https://www.jstage.jst.go.jp/article/nikkashi1972/1998/11/1998_11_745/_pdf

データソース種別

JaLC
Crossref
CiNii Articles

抄録ライセンスフラグ: 使用不可

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