書誌事項
- タイトル別名
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- Development of the Proposal Function for Retrosyntheses Utilizing Transform
説明
ある標的構造が与えられた場合,実験化学老が直感的にひらめくような逆合成をコソピューター上にて具現化することを目的として,transformを利用した逆合成ルート提案機能Transform-Orientedsy餅temforSynthesisPlaming(TOSP)を開発した.TOSPの機能は,LHASA,SECSのような従来の経験型合成設計システムと同様であるが,その逆合成ルート提案方法のアルゴリズムが異なっている.TOSPはその特徴として,1)標的構造のトポロジカルな情報のビット化,2)その情報を利用した標的構造中の官能基情報の獲得,3)部分構造的な官能基の認識,4)TransformFile利用によるtransform記述の簡素化,5)SetReductionアルゴリズム改良による等価結合処理,6)芳香族性結合が戦略部位となった場合のオリジナルな処理といった点を有している.<BR>また,TOSPの実用性を確認するために実際の化合物の適用を行い,既存反応の組み合わせによる逆合成ルート提案に関して十分に能力を発揮すること実証した.
収録刊行物
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- 日本化学会誌(化学と工業化学)
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日本化学会誌(化学と工業化学) 1997 (6), 435-441, 1997-06-10
公益社団法人 日本化学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390001204389947904
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- NII論文ID
- 130004160574
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- COI
- 1:CAS:528:DyaK2sXjvFGgsr8%3D
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- ISSN
- 21850925
- 03694577
- http://id.crossref.org/issn/03694577
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可