Transformを利用した逆合成ルート提案機能の開発

書誌事項

タイトル別名
  • Development of the Proposal Function for Retrosyntheses Utilizing Transform

説明

ある標的構造が与えられた場合,実験化学老が直感的にひらめくような逆合成をコソピューター上にて具現化することを目的として,transformを利用した逆合成ルート提案機能Transform-Orientedsy餅temforSynthesisPlaming(TOSP)を開発した.TOSPの機能は,LHASA,SECSのような従来の経験型合成設計システムと同様であるが,その逆合成ルート提案方法のアルゴリズムが異なっている.TOSPはその特徴として,1)標的構造のトポロジカルな情報のビット化,2)その情報を利用した標的構造中の官能基情報の獲得,3)部分構造的な官能基の認識,4)TransformFile利用によるtransform記述の簡素化,5)SetReductionアルゴリズム改良による等価結合処理,6)芳香族性結合が戦略部位となった場合のオリジナルな処理といった点を有している.<BR>また,TOSPの実用性を確認するために実際の化合物の適用を行い,既存反応の組み合わせによる逆合成ルート提案に関して十分に能力を発揮すること実証した.

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被引用文献 (2)*注記

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